脱ステで起こるリバウンド症状が
少しだけ良くなってきたら
積極的に外に出て運動しよう!!
僕ら拗らせアトピーな人の皮膚は
のびしろがいっぱい
というお話をしたく思います。
お外で運動がよい理由
運動しないと調子悪くなりませんか?
運動の何がアトピーを良化させるのか。
簡単に言うと以下の感じでしょうか。
①適度な心拍数での運動が
身体の自律神経を正常化
②日光に当たることによる
様々な効用
今回は②の「様々な効用」部分に
スポットを当て
詳しく見ていきましょう。
日光浴がアトピーに良い理由
天然のステロイド『コルチゾール』
(副腎皮質ホルモンのひとつ)
をつくっている臓器は皆さんご存知の
『副腎』です。
それと同じように
『皮膚』も
コルチゾールを産生しているそうです。
「知ってましたか?」
僕は知りませんでした(笑)
そして
紫外線の照射により、皮膚の
コルチゾールは増強されるそうです。
「知ってましたか?」
僕はこれも知りませんでした(笑)
また、紫外線は
皮膚炎を沈静化する効果もあるそうです。
「知ってましたか?」
僕はまたまた知りませんでした(笑)
トリプルで知らなかったです。
皮膚の実力を完全に見誤ってましたね。
私は他のプロアトピッカーの皆とは違い
基本的な知識がホントないと再認識(・・;)
なので
家に籠もったり
外出しても皮膚を覆いつくしてたら
ダメです。
更にコルチゾールが不足して
炎症が長引いちゃうから止めましょう!
因みに
あまり長時間の日光浴は避けましょうね。
といいつつ、、ガンガン浴びそうな
ゴッドマン
アメリカの医師、ラパポート先生曰く
日光浴の時間は
10〜20分までがよいとのこと。
ステロイド離脱リバウンドはコルチゾール産生枯渇が原因!?
備忘も兼ねて
コルチゾールという観点より
アトピーの症状変化をまとめておきます。
脱ステの理解を深める一端になれば幸いです。
- 何らかの内的外的要因により、アトピー性皮膚炎発症。
- ステロイドのロコイドやキンダベードと保湿剤を処方される。(自力コルチゾール産生能力を伸ばすのではなくステ効能に頼り始める)
- ステロイド軟膏の使用量、頻度が増える。(ステ効能が自力コルチゾール産生能力を徐々に奪う)
- 非ステロイドのプロトピックを試してみる。(ちょっとした意味のない寄り道www)
- リンデロンを経て、Strongesのデルモベートに手を出す。(内服という最凶3階級王者への挑戦権を得る)
- 最後の砦、内服にいたる。(コルチゾール産生能力完全喪失、ステロイドにすべてを託す)
- 見よう見まねで自己流脱ステを始めてみる。(コルチゾール産生枯渇の中、脱ステで猛烈リバウンド)
- 拗らせ入院。(アトピーの真理を知る)
- 入院期間中の脱ステ脱保湿(コルチゾールの自己産生能力、右肩上がりに上昇)
因みに、上記ブログにもある通り
僕らの基本治療である「脱保湿」は
表皮のコルチゾール産生を
増やす効果があるそうです。
脱保湿の治療に納得です。なるほど。
また、UVB照射が
表皮のステロイド産生能を増加させる
という内容の論文もあるみたいですね。
ぼくらのアトピーの難治化には
皮膚が大いに関わっている事が
分かりましたでしょうか。
意味をしっかり理解したうえで
皮膚を正常化
(自力でコルチゾール産生)
させていく。
アトピー改善の王道と呼べますね。
(※猛烈リバウンド中の時や乳幼児は
直射日光を避けるのが無難です!)
今年の夏は
コルチゾール産生しまくるぞーーー!
Take it easy ! またね !