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走って歩いてアトピーを治す!【運動の効用】

アトピー患者は、とにかく運動不足に陥っているはず。家に閉じこもってれば、体力は弱まってるし、傷や浸出液が激しければ、結構心を強くして踏ん張らないと、外に出れないよね。

でも、脱ステするなら、閉じこもってちゃダメだよ。力を振り絞って外に出て歩くんだ!継続すれば、体に変化が出てくるよ!

 

脱ステ時に推奨される運動の頻度や時間、心拍数

阪南入院患者は、病院近くの広大な緑地で運動しまくります。来る日も来る日も歩き、走ります。

軽いウォーキングの人やアスリート並みのランニングの人、数十キロを歩く人、人によって様々でした。とにかく自分にあったレベルで皆が日々運動しまくってました。

僕は、走りだけでなく、テニス・サッカー・バスケ、みなで何でもやりました。

どれくらいの頻度、時間が良いか

頻度・時間ですが、とにかくできる限り運動するのが良いと推奨されてました。

ただ、頑張り過ぎは禁物です。自分の体力以上に動きすぎて、免疫力の低下から、カポジ水水痘様発疹に感染してしまうからです。(カポジ:ウイルス感染であり悪化すると脳炎や骨髄炎などの命にかかわる合併症を引き起こす)入院中にもそのような人をみました。

ステロイド離脱初期の症状が落ち着くまでは、軽いウォーキングや階段の上り下り等で良いと思われます。脱ステ初期で、浸出液が多かったり、関節がひび割れて動きづらい人は、少しずつ慣らしながら頑張ってました。そんなときは日中の、のんびり散歩で良いのです。

また、普段の生活で学校や会社のある方は、そんな時間は取れませんので、週に最低2回、30分以上運動をすることを目標とすればいいと思います。

推奨される運動時の心拍数

ずばり120回/分が良いと佐藤先生はおっしゃってました。120の心拍数を最低30分間続ける。これで良いそうです。※運動学的に心拍数120は常識みたいです

通常時の心拍数は60回〜85回とのこと。

 

なぜ運動が体に良いのか【運動の効用】

有酸素運動をすることにより体の基礎代謝を高めることで、皮膚の新陳代謝も活発になり、治癒のスピードもあがります。これはご存知の方も多いと思います。

また、特に文献はありませんが自律神経の乱れがアレルギーを引き起こすなんて言う人もいます。こちら

そして、生きる一次情報”高城剛”は、運動により「βエンドルフィン」が放出されるといいます。時間的には5−10分程度の走りでも十分放出されるとのこと。

まとめ

最近は運動療法が流行りみたいで、生活習慣病改善だけでなく、心臓病やうつ病等の領域でも積極的に運動することが推奨されています。

様々な効用は、上記に述べたとおりで、良いことづくしです。

しっかり運動できる日は、120心拍数を維持した最低30分以上のランニング、時間のない日も5−10分の軽い早歩きをすることで、体も脳も良い兆しが訪れるようです。

われわれ、PAの面々もスマホアプリ等を利用して切磋琢磨して歩いたり走ったりしてます。継続は力なりで、頑張ってます。地道ですが、みなさんもがんばりましょう♪