アトピー歴の続きを書きます。「ちーさんのアトピー歴史②」です。
まだ①を読んでない方は先に以下をお読みください〜♪
本格的なアトピー治療に入った私は、早速名医と言われている町医者に予約し、心躍らせながら向かいました。
診察室で少し待たされると、おもむろに部屋に入ってきた先生は、私のアトピー歴を聞きながら体を丹念に診察しはじめました。今までの病院では先生にじっくりと自分の体を診察された事がなかったため驚く(今思うと当時の適当な診察ってヤバイよね笑)と同時に、この先生なら完治するかもしれないと、単純な私は思い始めました。
そして、診察後、先生は思い掛けない一言を、私の目を見て言ったのです。
今聞けば、何言ってんの?ってなるんですけど、その時は不思議とこの先生はホンモノや!この人について行けばアトピーが完治し、明るい未来が待っているにちがいないと、たったその一言で盲信したんですよ…ピュア♡でしたからね笑
そして、先生曰く魔法の薬を処方されました。「リンデロンV軟膏」と肌の乾燥を守る「プロペト」、飲み薬の「抗アレルギー剤」でした。アトピー経験者なら分かると思いますが、和食でいうご飯と味噌汁と漬物みたいな鉄板のメニューですね。
この頃から、アトピーとしっかり向き合おうと決めた私は、自分に塗っている薬の名前だけでなく効果も調べるようになりました。
初めて処方された保湿剤の「プロペト」は、元来の乾燥肌である私にはとても有難い物でした。やっぱり乾燥は大敵なんだと思ったものです。
寝る前にステロイドを患部に塗ってプロペトでフタをして下さいと言われ、その通りに薬を塗り就寝。(そういえば、フタをするって表現、、、先週の「アメトーーク!」で狩野も言ってたな)
↓「アメトーーク!」のゴッドマンさんの記事は以下をお読み下さい。
当たり前ですけど次の日はとてもキレイになっていました。
そしてステロイドからのプロペトが寝る前のルーティンとなります。
しかし、患部は次第に範囲を広げ、顔にも出始めました。
初診から2年近くも経ってましたね。
「なんで治らないんだろ?むしろ広がってるし…これはおかしい」と少し思い始めるも、先生の魔法は解けることなく、せっせと通院を続ける健気なワタシ。
顔に出始めたアトピーを治すべく、ステロイドではなく(皮膚が薄い所は薬の吸収率が高いとの理由で)プロトピック(副作用が少ないと当時はいわれていた)という薬を処方されました。
処方される際に先生から受けた注意事項は、抵抗力がない時はヘルペスになる可能性がある、日光に当たらない、塗るタイミングは寝る前、ヒリヒリと焼ける感じはすぐに治る、の4点でした。
サーフィン好きの僕は、海に行く時は朝起きたら顔を洗って薬を落としてから行ってました(忘れて行ったことも多々ありましたが…)。
今までお世話になってた和食セットに、アジの開きという新しい仲間が加わりました。幸い、プロトピックを塗ってもヘルペスなどにもなる事なく、自分の体の悲鳴に気付くまで、そのまま一年近くこの豪華なセットメニューをたいらげる日々となります。
今週はこのへんで。
さて来週のちーさんは、『ちーさん、体の悲鳴に今更気づく 〜魔法が解ける時〜 』をお送りします。来週もまた見てくださいね。
ちゃお♡