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「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2018」に携わった面々について

GodMan
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はーいゴッドマンだよー

今日は、昨年末に掲載された「アトピーガイドライン2018」の作成委員のみなさんについての考察です。

アトピーガイドライン2018については、以下のニュース記事を御覧ください。

「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2018」2018年の年末に、アトピーガイドラインが公開されました。 リンク先は以下になります。 「アトピーガイドライン2018」←クリック後...

 

相当めんどくさいですが…頑張って…簡単に纏めてみますね(汗)
まずは、お名前と勤務先、職位等について

①加藤則人/委員長 京都府立医科大学大学院医学研究科皮膚科学(教授、1989卒)
②大矢幸弘/副委員長 国立成育医療研究センターアレルギー科(医長、1985名大卒)
③池田政憲 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科小児急性疾患学講座(教授、1978三重卒)
④海老原全 慶應義塾大学医学部皮膚科学(准教授、1986卒)
⑤片山一朗 大阪大学大学院医学系研究科情報統合医学皮膚科学(教授、1977北大卒)
⑥佐伯秀久 日本医科大学大学院医学研究科皮膚粘膜病態学(教授/部長)
⑦下条直樹 千葉大学大学院医学研究院小児病態学(教授)
⑧田中暁生 広島大学大学院医歯薬保健学研究科皮膚科学(准教授、2000卒)
⑨中原剛士 九州大学大学院医学研究院皮膚科体表感知学講座(准教授、1999卒)
⑩長尾みづほ 国立病院機構三重病院臨床研究部アレルギー疾患治療開発 研究室(室長、1997岐大卒)
⑪秀道広/学会ガイドライン委員長 広島大学大学院医歯薬保健学研究科皮膚科学(医学部長、1984卒)
⑫藤田雄治 千葉大学大学院医学研究院小児病態学(助手、2011卒)
⑬藤澤隆夫 国立病院機構三重病院アレルギーセンター(教授、1980三大卒)
⑭二村昌樹 国立病院機構名古屋医療センター小児科(医長、1998名大卒)
⑮益田浩司 京都府立医科大学大学院医学研究科皮膚科学(准教授)
⑯室田浩之 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科皮膚病態学分野(教授、1995卒)
⑰山本貴和子 国立成育医療研究センターアレルギー科(2003山口大卒)

 

旧帝大や官立6医大+1の病院に勤務するエリートの方々が多い委員構成となってますね。

皮膚科学会はメジャー18学会のひとつですし、腕で成り上がれる「治療学」の外科と違い、「診断学」であり、高度な医学知識を必要とする内科の為か、委員の構成が偏差値上位となる傾向があるようです。

ここから先は個人的な見解ですが、、、

革新性をもって治療実績を積み上げた者が名医となる外科的なものとは対局にある保守的な団体なのかもしれません。

要は、既存の制度を打破し、より良いものを作り出す事ができない。つまり、スクラップビルドに難があるので、有用性が証明されていないステロイド一辺倒の治療法にこだわり、ステロイド依存という薬害を認めない。よって正しい行いができない。ここで言う正しい行いとは、ステロイド依存症患者の治療法をガイドライン化し、ステロイドの危険性を市中の皮膚科医に広め、ステロイド一辺倒の治療をやめる事。

一人ひとりのもっと細かな考察は死ぬほど面倒で意味もないことと思われるのでしませんが、それぞれが権威のある職位に就かれた方々で、メディアにも登場されてます。(あろうことかプロアクティブ療法を宣伝してたりします、、、ステロイド利用者の1割が難治化するんだぞ!ふざけるな!!)

アトピー薬害を推し進め続ける委員の皆様方へ

作為的にネガティブデータを無視するといった小賢しさ満載のガイドラインを作り、ステロイド依存患者を無視し続けた反省を、大っぴらにする事。それは、地位・プライドが邪魔をして難しいでしょう。ガイドラインの根本的改善は多くの労力と多大な胆力を必要とすることでしょう。でも今一度初心に戻り、正しい行いとは何かと自問し、患者に寄り添い、プロフェッショナリズムを発揮していただきたいです。

市中の皮膚科医の皆様方へ

市中の皮膚科医の皆さん、あなた方も被害者です。だって間違ったガイドラインのもとステロイドを処方しまくってるんですから。というか、ガイドラインを一度熟読してみてください。ステロイドのエビデンスってどこにもないでしょ?有用性が証明されてないんですよ。あなた方は、後追いしてないのでわからないでしょうが、ステロイド利用者の10人に1人が難治化して社会から抹殺されたような状況に陥っているんですよ。ステロイド性皮膚炎量産化を手助けしてるんですよ。仮にも皮膚のプロを名乗るなら、医者の端くれなら、見たくない真実を掘り起こすべく行動せよ!まわりを見渡せ!!深く調べよ!!!

 

心の奥底では今後の皮膚科学会の良心をほんの少し信じながらも、ステロイド依存患者をまったく無視している現状を思うと未来に希望を持てないのは私だけでしょうか?

とはいえ、へこたれたままでは生産性がありません。
われわれは、自らの置かれたひどい状況を理解し、皆がそれぞれ声高に世間に発信すべきです。

「日本のみなさ~ん、きこえますか〜、日本には、皮膚科医権威連中の私的・団体利益、保身の為にほったらかしにされている薬害問題があるんですよ〜〜我々患者は断固たたかいます!!」

越後屋皮膚科学会にも、アトピーにも、まけないぞーーヽ(`Д´)ノおーー
とりあえず、来るべき決戦に備え、しっかり直そっと。。

(薬害無視の構造的欠陥については以下をお読みください!)