突然ですが、皆さん、まさか「○やく」ってやったことないですよね?
もちろん、ボクは、やったことないです。
「○やく」って、1度手を出したら、依存性になってしまい、やめたくてもやめられなくなってしまいますよね。
実は、ボクは、ステロイドも「○やく」のような性質を結構持ってるんじゃないか?って思ってます。
以下のリンクは、脱ステ界では有名な、そしてボク達の参照本にも出てくる佐藤先生の言葉が綴られています。
http://www.myclinic.ne.jp/satoshouni/pc/free.html
『ステロイド依存性皮膚症』って言葉があります。
今もステロイドを塗りながら苦しんでいる人は、みんな知ってると思うけれど、ステロイド止められないですよね。
まさに、依存。
もし止めれば、禁断症状(=リバウンド)が出てきます。
そして、苦しくなって、またステロイドに手を出してしまう…だんだんと量が多くなったり、より作用の強いステロイドに手を出すしかなくなったりします。
まさに「○やく」、。
大半の普通の医師からは、『急に止めてはいけない』と言われますし、『コントロールすれば良い』とか言われますが、一旦深くステロイドを大量に体内に吸収してしまったら、それで簡単に止められる人は少ない。
さて、ここまでは、一般的によく言われる話をしました。
ここからは、ボクの話です。
ボクは、もちろん医師じゃないから、アトピーやステロイドに関して、責任を持って何かを言える立場じゃないのですけど、自分の実感を話すことはできます。
ボクは小さい頃、幼稚園児の頃からだったと思いますが、物心ついた時には、既にアトピーで、小さい頃からステロイドを時々塗っていました。
肘とか膝の裏とか、足首とか、関節部分です。
でも、脱ステして何年も経った今は、足首も肘も綺麗で、膝の裏は色素が残ってますが、あまり痒くもなく湿疹もなくなりました。
今は、関節から離れた場所の湿疹があります。
アトピーは、もう相当治ってしまっているけれど、大量に使った過去のステロイドによって、ステロイド依存性皮膚になっている、と感じます。
もちろん証明はできません。
しかし、実感として、論理的に考えても、ステロイド依存性皮膚としか考えられない状態です。
本当は、詳しく書けば、もっと深く伝わるのですが、またの機会にしますね。
いつかどこかで、ボク達のイベントで出会えた時にでも。
とにかく、毎日大量に塗ってたとか、顔とか内服とか吸収量が多かった人、保湿剤を併用した人、そういった人は、ステロイド依存になってるかもしれません。
もし、まだステロイドを使ってるけど…全く治る気配がなくて迷ってる…そんな人がいたら、是非勉強してもらいたいなあと思います。お手伝いしますよ。
自分の判断で脱ステするというのは、本当に危険なので、キチンとした医師に相談しなければいけません。
ボクは、もう一生分のステロイドを摂取したと思うので、もうこれからは不要です。
ステロイドは魔法の薬で、急性の炎症や、手術等で必要不可欠な時もありますし、それはそれで仕方ないとは思いますが、アトピーによる炎症を抑えたり、傷を治したり、肌を綺麗にするためだけに、ステロイド(=免疫抑制剤)を使うのは、もう止めました。
因みに、アトピーもステロイド依存も、ボクは、完治させる派です。
ボク達の中でも、完治はできない、佐藤先生が言ってた、と言う人もいます。
でも、やっぱり完治する方が、夢も希望もあって、前向きになれると思うんですよね。
もちろん、完治=肌が健康肌色(肌色…外国人には使えませんね)になる、というわけではないです。
骨折した足の骨が完治したけど、ほんのちょっとだけ歩くスピードが落ちちゃった、とかみたいに、骨折は完治したけど、全部が元通りになるとは限りません。
色々な完治する病気も、完治したけど免疫力が落ちた、完治したけど変な抗体ができたから次は危険、完治したけど違和感は残った、そんなことはあります。
でも、無理のない生活をする限り、『痒みに悩まされない、湿疹に悩まない、肌の心配が要らない』というレベルにまでは、(重度アトピー患者含めた)99%の人が到達できると信じています。
強い石鹸も使えないし、保湿剤も使えない、睡眠不足もダメ、強いストレスもダメ、でも、痒みと湿疹に悩まない、それは、きっと脱ステで到達できる場所だ。
今ではなくても、近い未来に。
ボク達と、ボクらの新しい旅を、良かったら仲間達と歩みたい。
アトピーにホンの少しでも関わることがあったら、是非メッセージ送ってほしいな。
愛